うつ病からの復職
うつ病が順調に回復し、社会復帰できるか
どうかは、休んでいる間の会社の制度よりも
復職のときの会社の制度が大切ですね。
うつ病が治ったからと言って、直ぐに復帰する
することは避けた方が良いですね。
うつ病の場合は、段階的な復帰が必要ですね。
段階な復帰ですが、制度が無いから出来ないと
固守する会社ほどうつ病が、多発していると
思われます。
今まで、真面目に会社に尽くしていた人が
うつ病になり、復帰のために必要であれば
会社側としても制度がなくても何らかの
方策を考えてほしいものですね。
うつ病の方が復職される場合、最も大切なのは、
会社側のうつ病に対する正しい理解と知識が
不可欠ですね。
うつ病に対する理解や知識が不足していると
うまく復帰ができずに再発を繰り返し
最後には、退職を余儀なくされることに
なってしまいます。
近年、うつ病患者は増加の一途を辿っている
こともあり、国としても何らかの指針を
設けなくてはということで2004年に厚生労働省から
「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」
が発表されました。
この指針により労働者のメンタルヘルス対策の
一層の推進を図ることを目的につくられました。
具体的な職場復帰までの流れは・・・。
◆ステップ1
病気休業開始および休業中のケア
◆ステップ2
主治医による職場復帰可能の判断
◆ステップ3
職場復帰の可否の判断および
職場復帰支援プランの作成
◆ステップ4
最終的な職場復帰の決定
◆ステップ5
職場復帰後のフォローアップ
国としてこのような手引きを作ったからは、
会社側としても職場復帰制度を充実させて
うつ病の方が復帰しやすい環境を整備し、
再発を防ぐような対策を講じて欲しいですね。