うつ病による休職

うつ病による休職

うつ病は適切な治療を受けていれば
早ければ2~3ヶ月で社会復帰できるほどに
回復します。

適切な治療を安心して受ける為には、
休業・休職を申請することをお勧めします。

しかし、経済面などを心配して
なかなか休業・休職に踏み切れずに
うつ病の症状を悪化させてしまう
うつ病の方も決して少なくないのが
現状ですね。

安心して休業・休職するためには、
どのような点に注意して踏み切れば
よいのでしょうか?

具体的に説明していきますね。

1.専門医との相談
 
  うつ病を理由に休業・休職を申請する
  にしても、医師の診断が不可欠です。

  休業の場合は、うつ病の発病原因が
  仕事によるものであることを明確に
  しなければならない為、医師の診断が
  必要です。


2.家族との相談

  うつ病による休業・休職は収入の減少を
  伴います。子どもなどの扶養家族が居る人に
  とっては、たいへん深刻な問題です。
  
  事前に家族ともゆっくり相談してから
  休業・休職を理解してもらうことが
  大切ですね。
  
  家族との関係は、経済面だけでなく
  うつ病の治療への支援を受けるうえでも
  とても重要です。


3.仕事の調整と周囲へ働きかけ
  
  休業・休職に踏み切る場合は、
  上司や同僚に自分の病状を理解してもらい  
  仕事の引き継ぎが円滑に行えるよう調整が
  必要ですね。
 

4.休業・休職中の収入について

  休業・休職期間中は、仕事に従事できない
  状態のなので給与がもらえません。
  
  家計を支えている人が休業・休職する
  ことになった場合、無収入で生活を
  営まなければなりません。

  いくらかの預貯金があったとしても
  無収入状態で長期間にわたって生活を
  続けることはかなりの困難があると言えますね。

  そのため、休業・休職期間中は補償制度を
  利用して収入減をカバーすることになります。

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