仮面うつ病の症状

仮面うつ病の症状

うつ病の中には、抑うつ気分や意欲の低下などの
精神症状が表面に現れず、うつ病の身体症状を主とする
からだの病気のようにしか見えないうつ病があります。


性格的には仕事や学業に熱心で、真面目な責任感のある人が
仮面うつ病になりやすい傾向にあるようです。

頭痛や腰痛、食欲不振、倦怠感など、日常的に
うつ病以外でもよく見られる身体症状が全面的に
現れてきますね。

うつ病でありながら、身体症状が全面に出てくるため、
からだの病気という仮面を被ったうつ病という意味で
「仮面うつ病」と呼ばれています。


簡単に言うと・・・
身体症状という仮面をかぶり、うつ病を
カモフラージュしている感じですね。


近年では、働き盛りのサラリーマンに仮面うつ病が
増加しているようです。

では・・・どんな症状があるのでしょう?

・消化器系:便秘、下痢、食欲不振
・神経系: 頭痛、めまい、耳鳴り

またその他にも、身体各部の慢性的な痛みなど訴える
場合もあります。その反面、うつ症状の精神症状に
ついてはあまり訴えないのが仮面うつ病の最大に特徴です。


そのため内科や消化器科、耳鼻科等を受診し、うつ病の診断が
つかないことが多々あります。


うつ病としての自覚症状が薄いため、早めに専門医の
診察を受けないと重症化してしまう傾向があるのも
仮面うつ病の特徴のひとつでもあるといえますね。

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