うつ病の治療薬の副作用

うつ病の治療薬の副作用

うつ病の治療に用いられる抗うつ薬は、
治療に使い始められてからこの40年間で
目覚しく進歩しています。

最初に開発された三環系・四環系と呼ばれる
抗うつ薬から、研究開発が重ねられ、
現在では副作用が少ないSSRI・SNRIという
タイプの抗うつ薬が登場しています。

具体的には・・・・。


三環系抗うつ薬

【一般名】
・イミプラミン
・アミトリプチリン
・トリミプラミン
・ノルトリプチリン
・クロミプラミン
・ロフェプラミン
・アモキサピン
・ドスレピン

四環系抗うつ剤

【一般名】
・マプロチリン
・ミアンセリン
・セチプチリン


SSRI

【一般名】
・ パロキセチン
・フルボキサミン

SNRI

【一般名】
・ミルナシプラン


次は、抗うつ薬に見られる主な副作用に
ついて説明していきますね。


1.SSRI
   
  最も多いのが吐き気や眠気です!!
  
  その他・・・
  ・口の渇き
  ・めまい
  ・立ちくらみ
  ・便秘
  ・食欲低下
  
  などが現われる場合がありますが、お薬に
  慣れてくると除々になくなってきます。
 
  副作用は個人差があり、ほとんど出ない人もいれば
  強めに出る人もいますが、いずれも 服薬開始から
  1~2週間が一番でやすい時期でそれを過ぎると
  軽減されてきます。

  

2.SNRI

  SNRIは、SSRIや三環系抗うつ剤に
  比べて排尿障害の出現頻度が高いとされています。
  
  その他には・・・
  
  ・悪心
  ・嘔吐
  ・便秘
  ・眠気
  

3.三環系抗うつ薬

  ・口の渇き
  ・便秘
  ・排尿困難
  ・眠気
 

4.四環系抗うつ薬
  
  ・口の渇き
  ・吐き気
  ・食欲不振
  ・便秘
  ・眠気
  ・けん怠感
  ・めまい、ふらつき、立ちくらみ
  ・目のまぶしさ・かすみ、
  ・尿が出にくい
  ・低血圧
  ・動悸
  ・頻脈、不整脈
  ・手のふるえ、動作がにぶる
  ・口周囲の異常な動き
  ・発疹

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