うつ病に効果がある心理療法

うつ病に効果がある心理療法

ここでは、うつ病に効果があると
されている認知行動療法について
わかりやすく説明していきます。


認知行動療法の「認知」というのは、物の考え方や
捉え方、思考、推測、理解、判断、想像、意思などが
当てはまりますね。

これに対して「行動」は、話す、食べる、寝る、怒る、
笑う、運動するなどが該当しますね。


うつ病になると認知した事に対して、常識とされる
適切な行動が取れなくなってしまいます。

過食、多弁、激怒等の過剰反応と逆に、食欲不振、
会話困難、無感情など過少傾向になるなど、
普通とは言えない心の状態に陥ってしまいます。


手順を簡単にあげてみると、先ずは、うつ病の
原因となった認知のゆがみに繋がった契機を
明らかにしていきます。

次に、カウンセリングを通して認知のゆがみを
うつ病患者自身に気づいてもらいます。
そしてうつ病患者の考え方や物のとらえ方が
肯定的な側面を重視出来るよう支援していきます。

うつ病患者が個々にもっている思考方法を
見つけ出そうと話している過程で、スキーマと
呼ばれるパターン(個人の中にあるかなり一貫した知覚や
認知の構え)が繰り返し現れるようになります。

スキーマに焦点を当てて、思い込みを解きほぐす
ことでうつ病患者の思考方法が変容し、自分自身で
気分や行動をコントロール出来るようになります。


認知行動療法は、自分の気分の状態を把握し、
思考のゆがみに気づくことで、うつ気分や不安感の
改善を図り、問題に立ち向かえる柔軟な考え方や
行動を日常生活の中で、自然に実践できるように
することがねらいとされています。

また認知行動療法は、うつ病の再発防止にも
効果があるといわれています。

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